英語の勉強について
英語が分らない、勉強方法も分らない。どうして良いか分からないと言った質問を受ける事が時々あります。生徒が、「英語が分からない」と言ってきたら、それは基本的に勉強量が足りない事と、以前に勉強した単元を遡って勉強する必要があるのにそれをしないからと答えています。他の科目と似ていますね。これをどのように面白くやって、ながつづきさせることができるか? これが問題となります。
英語の勉強は、まず最初に単語の練習つまり単語の記憶にあります。実際に英語を使う状況を想定しても、英単語の知識は決定的に重要です。
単語は、声に出して読んで、正確に書ける事が必要です。最近の流行として、文章の中で覚える事が言われていますが、それでも、読んで書く事の重要さは変わりません。繰り返し読んで書いてください。
授業で学習した部分の新出単語、既出の単語で分からなかった単語は練習して記憶します。覚えられなければ、何回もやります。出来れば、何日か続けてやります。日本語を見て英単語が書けるようにしてください。
単語以外の問題は、文法と熟語とかがありますが、これは文を覚えるようにします。これも音を出して読んで、書いてみる事が必要です。日本語を見て正しい英文を書けるようにします。発音が下手でも、構わず声を出して覚えます。単語でも文でも、アクセント(イントネーション)だけは気を付けてください。先生が読んでくれるときや音声を聞けるときは、出来るだけ発音を真似します。
そのなかで、文の書換えが出来るようにします。肯定文から否定文、疑問文(Yes Noで答えるものと疑問詞を使うもの)を作れるようにします。
通常中学生であれば、英語の勉強は毎日集中して20分~30分もやれば十分良い成績が取れると思います。あまり効率的な勉強が必要と言う脅迫観念は持たないで、覚えられなければ、時間を掛けて、繰り返し読んだり書いたりしてください。
受験のための実力向上の為には、長文読解とか、英作文とか、いろいろな問題形式を、ヒアリングも含めて、少しずつでも問題を解いて行く事で対応します。