家庭学習について 小学生・中学生・高校生

学校の宿題以外に家で全く勉強しないと言う生徒が少なくないこと、また仮に少しは勉強するとしても一般に家での勉強時間が少ないことには、少し驚きます。

 

家庭で継続的に勉強するには、比較的強い動機付けと、習慣化が必要です。

 

小学校の勉強では、学校で宿題がかなり明確に出されるので、宿題だけはやろうと言うことになり勉強することになります。

 

 

中学生の中に自宅で勉強する事を恥ずかしいと思っているのか、損と思っているのか、全く勉強しない人もいます。当面はテストの直前だけ勉強したとしても、だ

んだんと勉強がきつくなってきます。一旦成績が下がると、特に英数など主要科目では勉強が分からなくなって勉強するのがますます嫌になってくる悪循環になり

ます。

 

自宅での学習で一番効率的なものは学校の授業の予習と復習を継続的に行う事でしょう。

 

学習塾などに通ってそこでのカリキュラムに従って勉強する事も良いでしょう。 個人で対応するには、参考書とか問題集とかを決めて、授業の進捗に合わせて読

 

んだり、解いたりして進めるとか、一日何ページづつと言うように進めるのもひとつの方法です。いずれにしても、目的意識を強く持つ事と習慣化する事が味方で

 

す。

 

動機付けとしては、例えば、将来の夢や計画を実現すると言う目標を実現するためとか、目標とする高校に合格したいとか、成績を○○まで上げたい、○○ちゃん

 

に負けたくないとかと言う、何でもよいので強い目的意識が必要です。

 

目的のために何をするかという事を自分で考え、計画を立てて、継続して努力する。これを続けると、習慣になります。そうすれば力になります。 

どの科目でもそうですが、理解することを第一に心がけて、勉強してください。 

 

人間は弱いものですから、誘惑に負けることもあります。何回挫折しても、あきらめないで続ける事が大事です。